一橋大学MBA 1年次春夏学期が終わっての所感
4月から7月までの1年次の春夏学期が終わりました。
社会人大学院生活の4分の1が終わったわけですが、実際に授業を受けての所感を書きたいと思います。
どんな授業を受けたのか?
「基礎ワークショップ」「経営戦略」「財務会計」「企業データ分析」の4つを受講しました。
基礎ワークショップ
2年次のワークショップに向けた基礎固めです。経済学や行動バイアスなどの課題図書を読んで、質問や疑問、コメントをまとめたり、自分の問題意識に対する考えを述べるレポート課題が2週間に1回のペースで出ます。対面授業でのディスカッションのベースとなり、一緒に学ぶ人たちがどのようなことを考えているのかを知ることができます。皆社会人でそれぞれバックグラウンドが違うので、様々な観点での意見が交わされて楽しかったです。ただ、課題図書が400ページくらいあるので、時間を見つけて毎日読んでました。。
経営戦略
沼上先生の授業がとにかく面白かったです。PPMや4Cなど知識としては持っていたのですが、それをどのように活用して分析していくのかを身をもって理解できました。企業の事例紹介や経営者との会話の内容を交えながらの授業は臨場感がありました。また、毎回メンバーが変わるグループワークで3ケースやりました。ケースディスカッションを通じて、経営理論の理解が深まりました。
財務会計
損益計算書と貸借対照表の見方、その数字から何を読み取るか?についての授業でした。レポート課題は、ある企業の財務デューデリジェンスを実践したり、財務分析を実際にしてみたりと、知識の習得のみならず利活用方法までの深い理解を促す授業でした。私は財務の知識がほぼ0でしたが、補講があったりと手厚くサポートいただきました。簿記3級レベルの知識はテストにも出ますので、事前に勉強しておいて損はないです。
企業データ分析
確率や仮説検定など、ワークショップで使う統計知識を学びます。研究を進めるにあたり、取得できるデータから統計知識を使って研究を進めることが重要です。かなり難解ではありますが、必ず使う知識ですので、根気良く取り組む必要があります。私は今後の研究活動に向けて、統計検定 データサイエンス基礎を受験し、改めて体系化された知識を身につけようと考えています。
MBAの授業を受けてどうだったか?
これまで書籍などで戦略論や財務知識を持っていたつもりでしたが、あくまで「知っていた」だけで、「どう活用するか」をMBAにより強化できたと思います。また、様々なバックグラウンドを持った学友とのディスカッションは刺激的でした。自分がどう貢献できるのかを考える日々でした。
社会人大学院生ってどんな生活なのか?
働きながらの大学院生活が初めてだったので、最低限の受講数としました。・・・が、正直辛かったです。。
隔週月曜日、毎週火曜日と水曜日が授業でした。課題図書を読んだり、レポート作成は平日の朝と土日を使いました。改めて、家族の理解が重要だと実感しています。秋冬学期はさらに科目数が増えるため、2年間、働きながら大学院生を続けるためにも、さらに仕事や家事を効率化していかなければならないと考えています(汗)
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