2018年10月開催 システムアーキテクト 合格体験記(その4:午後2)
午後2試験は120分間で3問から1問を選択して解きます。論述式です。
午後2試験は論文ですが、普段論文を書いていないことや手書きで文字を書くことも少ないため、対策は非常に悩みました。
システムアーキテクト合格論文の書き方・事例集第5版 情報処理技術者試験対策書 [ 岡山昌二 ] 価格:3,300円 |
この1冊に論文を書く上で気をつけることや参考論文が収録されています。
1.論文のルールを理解する(3ヶ月前)
急がば回れで、合格するための論文のルールを習得する必要があります。
この参考書には「論文設計ワークシート」というものが付いており、論文の設計方法が分かります。論文は最初の設計が重要です。その設計(幹)に情報(葉)を付与していきながら書いていくことがポイントです。
2.論文ネタを収集する(2ヶ月前)
毎年3問の中から1問を選択するのですが、これまでの傾向をみると要件定義と設計開発工程が必ず含まれています。そのため、要件定義工程と設計開発工程に絞り、それぞれの参考論文を「論文設計ワークシート」に埋めていきました。
論文の部品を作っていきます。試験当日は問題文を読んで、出題者の意図を理解した論述が必要なのですが、そのパターンを理解しておき、引き出しを作っておくイメージです。
3.論文を書いてみる(1ヶ月前)
実際に論文を手書きで書いてみることをオススメします。2時間以内に論文を書くのは非常に大変です。実際に書いてみると分かるのですが、まずペンが動きません(笑)
論文問題はネタ収集と設計方法の習得に時間をかけてください!
論文の設計方法ですが、捻りを入れず、問われていることに忠実に答えることが重要です。以下、私の設計例です。
例えば、以下のような章立てにして中身を埋めていく感じです。
問題文に書かれている内容をヒントにします。
第1章 見直し対象となった業務プロセスと関連する情報システム概要
1.1 見直し対象となった業務プロセスの概要
1.2 関連する情報システムの概要
第2章 業務上の問題点とその原因及び原因を取り除くための情報システムの活用方法
2.1 業務上の問題点とその原因
2.2 原因を取り除くための情報システムの活用方法
第3章 例外的な状況における起こり得る状況とその対応内容
3.1 例外的な状況における起こり得る状況
3.2 対応内容
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